【1】最初は「何だこれ??」だったtwitter

私が最初にtwitterを使ったのは今から二年ほど前、web業界では「セカンドライフ」がにわかに脚光を浴びている頃でした。私自身もセカンドライフが流行る前に、偶然http://secondlife.com/のサイトを発見し、それが経験したことのない3Dワールドだと知って、使い始めていたので、ブームになった時点でかなりの研究が進んでいました。しかし残念ながら一過性のブームとしてすぐに終息し、ビジネスへの応用はほとんどできませんでした。セカンドライフは登場するのが早すぎて、インタフェースとコミュニケーションの体系に最大の欠点があったと思います。

私はwebの新しい技術やサービスに注意を払い、何かを見つけるとすぐに触れてみます。セカンドライフもそうでしたが、まず自分で使ってみて将来性やビジネスとして応用できるかを研究します。

webの発達と可能性を秘めた新しい技術やサービスは、そのほとんどがアメリカからリリースされており、先駆者達の共通点は「あったら面白い!」「便利じゃないか!」「自分が必要だから作る!」という発想と鋭利なモチベーション。そして「みんなで使おうじゃないか」という共有意識で、革新的なアイディアを具現化しているところにあると思います。そこがビジネスモデル先行、営利優先、囲い込み思考の日本と大きく違ったところです。
日本や他の国から革新的な技術やサービスが中々生まれてこないのには、環境的な問題や社会的背景などもあると思いますが、この話はまたいずれテーマにしてみます。

本題のtwitterですが、twitterも当時CMSやSNSなどを研究している最中に目にとまり、一体どんなものなのかと、早速アカウントを取得しました。ところが日本的なインタフェースに慣れている私にとっては非常に使いにくく、また使い方もよくわからない。これがなぜ必要なのか、何の役に立つのか???どう使えるのか???
疑問だけが頭をめぐりました。それでも2~3日は色々と試してみたのですが、どうにもtwitterの本質がつかめずにその後は放置状態となりました。

今、思えばわかるのですが、その時点では自分自身がビジネスモデルや営利目的で設計されたシステムに馴染みすぎていて、twitterを創り出した人の発想についていけなかったのだと思います。また日本人はよく言えばお世話好きな面があり、反面受動的で他者に依存している面を強く持ち合わせていると思います。

【2】2009年twitterムーブメントの予感

ところがそれから二年ほど経ち、webに「これだ!」というようなシーズを発見できず、退屈な思いをしている時、にわかに「twitter」という言葉が耳に留まりはじめました。きっかけはアメリカ大統領選でオバマ氏がtwitterを活用しているという情報が何度もアナウンスされ、ちょっと思い出して使ってみようとしましたが、前のアカウント情報が見あたらず、新しいアカウントを取得しました。
そして私も参加している「大阪IT飲み会」で、8月にシリコンバレーで開催されたSES(search engine strategies)に参加された方々が、その時の状況や現地でライブツイートが盛んに行われていたという、エピソードを報告されました。この時すでに日本でもtwitterがIT業界などで活用されはじめており、これは本格的に研究しようと思ったのです。

ーtwitter研究についてはまた続きをアップしますー

SESでも盛んに活用されたtwitter 写真提供:株式会社 EC studio

SESでは複数の会場で講演が同時開催されていたが、twitter上で各会場の現況がライブツイートされたため、その場にいなくても状況を把握することができたそうです。また講演の実況や盛り上がりがtwitterで流れると、その場から人気の講演に移動しはじめる人も多く見受けられたそうです。
「検索エンジンがテーマのイベントだが、話題の中心はtwitterやiPhoneアプリなどで、webのトレンドを肌で感じた」というのが、参加者各位の感想として共通していたのが印象的でした。

SESの会場

SESの会場

様々なセッションが開催され、twitterを介してリアルタイムに情報が飛び交った。

様々なセッションが開催され、twitterを介してリアルタイムに情報が飛び交った。

SESに参加された株式会社 EC studioの山本氏(画面左)と株式会社セブンウェブの宮本氏(画面右)

SESに参加された株式会社 EC studioの山本氏(画面左)と株式会社セブンウェブの宮本氏(画面右)

GoogleのMatt Cutts氏(画面左)と株式会社 EC studioの大崎さん(画面右)

GoogleのMatt Cutts氏(画面左)と株式会社 EC studioの大崎さん(画面右)

様々なIT先端企業のブースが並ぶ。

様々なIT先端企業のブースが並ぶ。

ライブツイートでセッションの状況がやり取りされ、会場を移動する人も。

ライブツイートでセッションの状況がやり取りされ、会場を移動する人も。

SES写真提供:株式会社 EC studio

【関連リンク】

株式会社 EC studio
www.ecstudio.jp/

大阪IT飲み会
www.it-nomikai.jp/

SES
www.searchenginestrategies.com/

Twitter
twitter.com/

セカンドライフ
secondlife.com/

【twitterアカウント】

ECS秋吉勝也のtwitterアカウント
twitter.com/ecs_aki

株式会社ECSのtwitterアカウント
twitter.com/ecs_corp

株式会社 EC studio 山本敏行さんのtwitterアカウント
twitter.com/ec_yamamoto

株式会社 EC studio 大崎さんのtwitterアカウント
twitter.com/ec_osaki

株式会社セブンウェブ 宮本さんのtwitterアカウント
twitter.com/miyamossan