twitterをどう使う?

「twitter研究」と言ってもシステムの構造や構成、APIや各種関連サービスの活用方法を研究して数値化したりデータにするだけではありません。

むしろ、仕組みとしてどう生活にとけ込むのかという部分を感じて、まとめていくことがテーマとしては大きく、実はITが社会や生活にフィットするのも、その側面が強いのではないかと考えています。

まずは自分も仕事以外で使うプライベート用、趣味用の各アカウントを取得しました。それから女子高校生に何人か協力をお願いして仲間内で使ってもらいました。

その他私の友人や知人にも協力してもらって使った感想や使い方、活用の仕方などを定期的に聞いて教えてもらいました。さすがにそれを聞くには140文字では非効率なのでメールや電話を使ったり、直接会って聞きました。

私自身は主にIT業界での普及や活用、ビジネスに応用するための研究をはじめ、まずはtwitterユーザーが多い「大阪IT飲み会」に参加されている方達をフォローし、TL(タイムライン)にどんな話題が流れるのか、自分は何をツイートするかといった具合に感覚的にはじめました。

それから@やRTが付いてくるアカウントをフォローするという具合に、興味を持てるアカウントをフォローしました。これはリアルの友達つながりに似ていますね。

それと同時に趣味用、プライベート用も同じようにアカウントをフォローして使い始めました。

この時点で仕事用とプライベートと趣味のそれぞれのアカウントで同じアカウントをフォローしている、フォローされているという構成もすでに発生しています。

twitterの中でつながる人たちの関係性

twitterは人のコミュニケーション軸、カテゴリによる人とのつながり方を可視化できるという面も持っています。

同じ人でも人間関係やつながり方で様々な一面を持っていますが、その大別としてプライベートとビジネスという分け方をされることが多いと思います。

その大別で私の各アカウントにもフォローしている、フォローされているというお互いの興味範囲に差が出てきました。

twitterはwebをベースにした仕組みなので、スノーボード仲間はあまり使っていないようで、趣味用のアカウントでのコミュニケーションはセッションが少なく、リアルでのつながりの方が多い傾向にあり、リアルのやりとりも活発です。

仕事用のアカウントではIT関係者やデジタルネイティブの人が多いため、セッションは活発です。一番利便性を感じるのは、リアルの時間軸の中で他の行動をしている人たち、遠隔地にいる人たちの「いまどうしてる?」が伝わってくるため、リアルで久しぶりに会ってもそれまでの情報共有が断片的に成立しているのです。

つまりコミュニケーションが高密度化しています。この現象は四六時中ケータイのメールでやりとりをしている感覚と同じだと思います。

多くの人にtwitterを使ってもらった結果を聞くのはとても役に立ちます。twitterのようなシンプルなシステムは「こう使う」という定義がなく「どう使うか」は人によっても違います。
また、女子高校生にtwitterを使ってもらったのは、彼女たちの年代が独自のコミュニティー体系と情報共有の手法を編み出すことに長けているので、若年層の使用研究としては最適だと思ったからです。
後述しますが、若年層でtwitterを使ってみた感想や使い方は、ほぼ想像通りのものでした。

そして私がtwitterを使ってみた結果と感想を簡単にまとめると以下のようになります。


最新情報が瞬時に自動的に伝わってくる

IT関係者やアーリーアダプター層はニュースに敏感で、目に留まったニュースをツイートする事が多く、自分一人では収集できないニュースも、積極的にツイートしてくれます。しかも共通する興味や分野のニュースや話題が多く、自分のTLは関心どころのインデックスとなるのです。
今まではiGoogleでテーマ別に複数のガジェットを配置してニュースをザッピングしていましたが、最近はiGoogleよりもMy twitter とういう感じ。フォローしている人なりのコメントや、補足情報、また同じ情報に関心を持つ人がどれだけいるのかなどもわかってくるので非常に有益な情報共有手段となってます。

場を共有できる

リアルにその場にいなくても、その時その人がどこで何を体験しているのかがわかるというのは今までにないwebコミュニケーションですね。チャットみたいに会話を前提としていないし、メールみたいに連絡でもない。
今お昼ご飯を食べたんだ、とか、休日は子どもと遊んでるんだなあ、とかの状況が伝わってくるのはまさに場を共有できるという部分でtwitterの特徴ですね。
またリアルで大勢が集まる場に居合わせている場合も、直接会話や発言ができない場面がありますが、そこでもtwitterでは意見や感想や気持ちがツイートされていきます。これは本当に有益だと思いますが、場によっては歓迎されないこともありますね。共有をテーマにしながら、それを関係者以外に許さない場というのもありますから。

簡単ですね。でも集約するとこの二点が主な感想になります。しかしその二点のモードは「ゆるい」というリラックスなプライベートタイムと「ピリッとしてる」仕事や活動中の時間軸での違いだったりするのがポイントなんですが、どんな場面でも時間軸を基本として、お互いが発言できたSNSとか通信手段が今までにはなかったという事実が背景にあると思います。

見なければ見なかったで自動的にTLから消えていくし、見てても返信の絶対性はない。自分が有益だと感じたらすぐに共有できるのもtwitterの特徴だと思います。だからサービスとしてではなく仕組みとして定着しているのではないでしょうか。

ーtwitter研究についてはまた続きをアップしますー