最近とっても暑いです!日中は一歩でも外に出ると、焼け付く日差しが俺たちを狂わせる!(元ネタBOØWY「マリオネット」より。古!)
私はオフィスでの仕事が多いのですが、社外ミーティングなどで外出することもたまにあります。
最近は特にCMプランニングの仕事が増えてきて(景気回復の兆候か?)、俗に言う「業界」の人とお話をする機会も多いのですが、ミーティングが夕方近い時間だと、集まったメンバー数人は確実にミーティング後の「一杯」を期待しています。
最近では私のツイートでも、よく「ルービーなう」を使うようになりました。
ミーティング中は未だに「業界用語」が飛び交うこともあります、特に年配のディレクターは多用しますね。
先日も、とある食品会社のプロモーション企画で、7人のクリエイターが集まって、ミーティングがありました。ディレクターが開口一番「いや~あっついよね。終わったらちょっとルービーでもミーノーせえへん?」
ディレクターはそう言ってベタ(ありがち)な企画案をサラッと配ったりします。
若いクリエイターはシラっとした目つき。そりゃそうです。20数年業界に居ても、この手の用語を使うのはもはや天然記念物的な存在。その上どこも目新しさがない、ペライチ(一枚の紙に概要だけ書いた企画書)企画を見せられたら、『大丈夫か?この人』と思われても仕方ない。
でも私もノリで「いいすね、ルービー!」とか返してますが…。
こういう業界語、元々は色々な人が現場にいて、直接言うとまずいような事を隠語にして、やり取りしていたのが発端ですが、今では「後で」という一言で、メールやチャットやtwitterなどで、情報交換の続きをすることが多くなってます。
また、ありきたりのCM企画でもきっかけ的には、バカには出来ません。CMプランにも流行やサイクルがあり、これは一般消費者動向や、ファッション、製品などにも同じ事が言えて、時代によって多少アレンジが加わりますが、ちょっと昔に流行ったものが、少し形を変えて、また流行するという事象は皆さんにも経験があると思います。
例えば、女性アイドルユニットなどは、その昔「3の周期」で改変して、流行にかげりが見えると解散!しかしまた違った形で別のアイドルユニットが誕生、ブレイク、解散、という具合に流行が繰り返されたりします。
しかし流行だけを上手く使うのが、決めの一手になるかと言うと、そうでもなくて、いわゆる「定番」というコンセプトワークもあって、その代表格が、広告業界の3Bと言われるもの。
これは、赤ちゃん(Baby)、動物(Beast)、美女(Beauty)のBで、この3Bを用いると、広告のヒット率が高くなる傾向にあることから、3B神話とも言われています。
つまり、流行に左右されない普遍的要素として、人が好印象や親しみを感じやすい要素なのですが、この3Bを使った企画は、よく「ベタ」とも言われます。
この「ベタ」最近ではソフトバンクのCMなんかでも「お父さん」が好評ですよね。ベタと言われますが、その広告効果は絶大なものがあります、どれほど絶大かというと「お父さん」と検索してみましょう。一目瞭然ですね。
一般語の「お父さん」が、今では「ホワイト家族」の犬を指すほどまで広く世間に浸透しているわけですね。これは広告価値として、費用対効果を見ると、すごい成果だと思います。
一見、ベタだと思える流行要素の流用でも、定番のベタネタでも、要は投入時期や、アレンジ、メタファ、状況描写、タイミングなど複雑なトレンド要素を上手く取り入れることで、新しい表現が生まれ、広く好意的に受け入れられることもあるのです。
ありきたりと思っても、古いと思っても、そこからどう昇華させて、クリエイティブに落とし込むかが大事なんですね。
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